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拝啓、時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
日頃は格別の御高配に預かり、有り難く厚く御礼申し上げます。
さて、環境経営学会は、高度な社会的経済的倫理観に裏付けられた「循環型社会」構築の必要性・緊急性を訴える多くの市民、学者及び企業に支えられて平成12年10月3日、学士会館にて設立されました。本会は、環境経営を巡る諸問題について検討究明した成果を、内外の行政、学会、言論界、経済界並びに市民社会に対して発信しようとするものです。
地球環境問題の切迫性にもかかわらず、企業の対応は、あるいは環境問題を経営の重要な要素として位置付け、あるいはビジネスチャンスとして積極的に事業戦略の中に取り入れようとするものがある一方で、できるだけ規制への最小限度の対応で事態を回避しようとするものがあるなど、まちまちであり、理論的混乱も見受けられるのが現状です。このまま推移すれば、ごく一部の先進的企業は別にして、わが国経済は変革期の克服に失敗し、脱落・衰退の道にみずから沈没する恐れがあります。
環境経営学会は、事業の継続的発展と環境対応、更には社会的尊敬とが共に成り立つ道を明らかにし、具体的な実践方法を検討します。
研究課題の中には、静脈産業情報評価機関の設置やODAによる電力貿易の促進、日本版スーパーファンド法の提案など、経済のみならず、政治的社会的に少なからぬ影響を及ぼす可能性があるもの多数含まれておりますので、諸産業の代表的なメンバーになるべく多くご参加いただき、討論研究にお立場、お考えを反映して頂くと同時に、その成果を実際経営上に活用していただき結果として地球環境の修復に貢献の実を挙げたいと考えます。
敬白 |